物をまとめるのに重宝する上、使わない時には小さく折りたたんで
しまうことも出来る便利な風呂敷。実用性に加えて様々な柄が施された
風呂敷は、日本独自の文化や美意識を感じることが出来ることで、
近年注目を集めています。
風呂敷には色んな包み方があり、アレンジを加えるだけで違う顔を
魅せてくれます。すぐにでも実践出来る、人気の包み方二種類を
見ていきましょう。
まずは、大切な人へのギフト用におすすめなのが四つ結びです。
初めに品物を布の中心に置き、四つの角を対角線に結んでいきます。
シンプルですが上から見ると四つ葉の葉のように見え、
とても華やかな雰囲気になります。
個性を出したいという方には、布を二枚使って色の違いを
楽しむことの出来る二枚包みがおすすめです。
一般的には、広げた状態の時に二枚の布をずらして結んでいきます。
ずらし方を変えるだけでまた違った仕上がりになるので、
その人のセンスによって自由自在にアレンジしてみるのもいいでしょう。
毎回違った変化を味わうことが出来るという所も、二枚包みの魅力です。
包み方のレパートリーを増やすことで色んな活用法を見い出し、
今までよりも風呂敷を使う機会が増えること間違いなしです。
mitate moyouの風呂敷とは
昔から日本では、あるものを別のものに見立てる「見立て」という表現方法が存在します。
想像性が豊かな日本の伝統的な表現を、風呂敷にも採用したものが
mitate moyouと呼ばれるものです。伝統とモダンが融合された
ユニークな発想が人気で、粋を感じるのにぴったりのアイテムでもあります。
このシリーズの種類は、3種類あります。
からし色がお洒落なカラシレンコンは、熊本名物の辛子レンコンを見立てたものです。
落ち着きのある色とデザインで、年齢を問わず愛されています。
スイカをモチーフにしたものは、ふちどりがあるところが特徴です。
ふちどりの色が、結んだ時に丁度いいアクセントになってくれます。
シックな色合いのビーツは、野菜のビーツがモチーフになっています。
大人可愛い色合いなので、どんな服装やシーンでも活躍してくれることでしょう。
ふわふわ雲を羊に見立てたアイコンがモチーフのmitate moyouは、
全ての柄の中にひつじ雲が施されています。
そんな遊びを楽しむことが出来るのも、このシリーズならではです。
また、こちらのシリーズは要らなくなったペットボトルから
生まれた素材なので、エコイスト風呂敷と呼ばれています。
環境に配慮されている点も人気の理由です。