京都のれんが販売している風呂敷のなかに
「夜色」という商品があります。
この風呂敷は50cm角の子風呂敷と100cm角の三巾の2種類で、
素材は木綿シャンタンです。
デザインはメーカーからの提供ではなく、京都で活躍している雑貨の作家
「staccato」さんが手掛けたデザインとなります。
「夜色」という商品名のように、その柄は夜の街並みを彷彿させるものです。
まるで子供が描いた街並みは雑然としている王で整然としており、
夜の雰囲気を壊さずに散りばめられた様々な色彩が黒地のアクセントになっています。
落ち着いた雰囲気がありながらも愛らしいタッチのおかげで
女性も使えるうえに、男性の所持品にもお勧めです。
「夜色」をはじめ、こうした洋柄と呼ばれる風呂敷は
愛らしいデザインが多いため、どうしても女性向けに
なってしまいますが、黒地がメインになっているおかげで
男性でも使えるようになっています。
それは幅広い年齢層から支持される風呂敷には欠かせないポイントです。
洋柄の風呂敷とは何か
従来の風呂敷は無地と和柄しかありませんでした。
無地は大事な行事などに赴く際の包みに適しており、
和柄は普段使いにうってつけです。
それは今でも変わりませんが、目新しい品を提供しなくては
客層が離れてしまいます。
そうしたリスクの対策か、京都のれんでは洋柄という
斬新なデザインを施した風呂敷が豊富です。
洋柄の風呂敷は菊や唐草など日本の伝統的な柄模様ではなく、
林檎や桜、金平糖など可愛らしいモチーフと水彩画のような色彩が
特徴となっています。
時には使用時を想定したデザインもあり、例えば「Nekoiro」という商品は
広げた際には猫の毛並みと色鮮やかな縁取りが目を引きますが、
丸みを帯びた包み方をすると猫が座っているようなデザインに早変わりです。
こうした無地にも和柄にもない楽しさが洋柄にはあり、
そのおかげでプレゼントの一品として親しまれる事が多いとされています。
勿論和風を感じさせる品もあるため、選ぶ事には困らないです。